マクタン島でできるアクティビティは、とてもたくさんあります。
どこまでもディープブルーな海と白い砂浜ビーチ、そしてマクタン島やその周辺の島々を眺めながらのマリンスポーツを楽しむことができます。
セブへ旅行するなら、ぜひ参加したいですよね。種類も豊富なので、自分の興味に合わせて選ぶことができますよ。
今回は、マクタン島で人気のアクティビティについて紹介します。
- セブ島旅行を満足したい!!
- 損しない旅行をしたい!!
たくさんの声をいただき、本当に人気のあるツアーだけを厳選しました。
マクタン島の海アクティビティ
アイランドホッピング
マクタン島でぜひ体験してもらいたいアクティビティが、アイランドホッピングです。常夏の島、セブ島に来たら、年中暖かい海とビーチを満喫したいですよね。
マクタン島のビーチはよく手入れされており、ゆっくりリラックスするのに最適です。でも、せっかくのセブ旅行ですから、セブ周辺の離島ものぞいてみてほしいのです。
アイランドホッピングとは
アイランドホッピングとは、セブ島周辺にある複数の島々をボートで巡って遊ぶアクティビティです。
「アイランドピクニック」と呼ばれることもあります。
フィリピンの伝統的な船、バンカーボートに乗って離島や無人島に行き、ビーチで海水浴したり写真撮影したりします。セブ島周辺には海洋自然保護区に指定されたエリアも多いので、ここでボートを停めてシュノーケリングすることもできます。
船上で食事をしたり、グループでワイワイ楽しんだりもできます。
アイランドホッピングは、各旅行会社が開催しており、マクタン島から日帰りで行くことができるのです
通常は、2つ、あるいは3つの島を訪れるツアーが多いです。
人気の島
マクタン島から行くアイランドホッピングで訪問できる島の組み合わせはいくつかあり、人気が高いのは、ナルスアン島、ヒルトゥガン島、パンダノン島などです。
島によって、シュノーケリングに向いている島や、ビーチを楽しみたい島、上陸して散策するのがおすすめの島、という具合に特徴もそれぞれです。
各島々がどんなところなのか、事前に調べておくのがおすすめです。そうすれば、自分の好みや希望に合わせて、訪れる島を選び、アイランドホッピングすることができますよね。
スキューバダイビング
マクタン島でできる人気のアクティビティの代表といってもいいのが、スキューバダイビングです。
ダイビングをする人にとっては、フィリピン、特にセブ周辺は夢のような場所です。世界的にもトップクラスのダイビングスポットがたくさんあるので、ありとあらゆる国からダイバーが集まってきます。
そんなマクタン島のスキューバダイビングですが、「レベルの高い人ばかりが集まって、なんだか気後れしそう」と思うかもしれません。でも、そんなことはまったく心配無用です。
お姫様ダイビング
セブ島でのスキューバダイビングは、「お姫様ダイビング」といわれるくらい、ていねいで至れり尽くせりだからです。経験が浅いダイバーであっても、地元スタッフが細かにセッティングしてくれるので、安心です。
以前から欧米系のダイバーがたくさん集まるエリアだからかもしれませんが、スキューバダイビングに対する安全性と機材などの管理クオリティは非常に高いです。
基本的にマクタン島周辺でスキューバダイビングするためには、ライセンスが必要となりますが、体験ダイビングも行われており、初心者も参加できます。経験豊富なインストラクターがついてくれるので、リラックスして海洋世界を楽しむことができるでしょう。
セブ島周辺の海は比較的おだやかですので、初級者から上級者まで、さまざまなレベルの方が楽しめます。
マクタン島周辺のスポットはたくさんありますが、特におすすめはヒルトゥガン島です。マクタン島でダイビングするなら、まずはヒルトゥガン島に行ってみてください。
さまざまな海洋生物たちと、色鮮やかな海底世界に、きっとダイビングの虜になると思いますよ。
パラセーリング
マクタン島ではパラセーリングも人気があります。
パラセーリングはパラセイルと呼ばれる、パラシュートみたいな器具をつけて、ボートに引っ張ってもらいながら空中飛行を楽しむスポーツです。
元々はパラシュートの練習用に開発されました。それが独立したスポーツとして確立されたのが、パラセーリングです。
パラセイルを引っ張るボートが加速するにつれて、パラセイルがふくらみ、ふわりと空に浮かぶことができるのです。
まるで空を飛んでいるような、空中散歩の感覚を味わうことができます。
マクタン島で行われるパラセーリングでは、50mから150mくらいの高さまで上がることができます。「マグナムフライト」と呼ばれる、170mの高さまで上がるパラセーリングもあります。
パラセーリングを行うのにライセンスなどは不要です。はじめての人でも、プロのインストラクターがつき、しっかりサポートしてくれるので、空の旅を楽しむことに集中できます。
事前の講習は義務化されているわけではありませんが、未経験者に対しては、簡単なブリーフィングが行われることが多いです。
安全に行うためのルールや操作方法などが説明されます。
美しい海に数々の島が浮かぶセブ島周辺の景色を、パラセーリングで空から眺めるのは圧巻です。
ジェットスキー
マクタン島ではジェットスキーを楽しむこともできます。ジェットスキーは水上バイクともいわれます。まさにその名の通り、水上をバイクに乗って走り回るアクティビティです。
ジェットスキーのスピードは時速100kmくらいまで出すことができます。水上では陸地での運転よりもスピード感が増すので、スリル満点です。なお、ジェットスキーの運転は日本では船舶免許が必要ですが、セブ島ではライセンス無しで運転できます。
そのため、運転手の後ろに乗って楽しむだけでなく、免許を持っていない人もジェットスキーを自分で操縦することができるのです。
ジェットスキーの運転は非常に簡単なので、すぐに覚えられるでしょう。陸上と違って、遮るものが何もない海の上を高速で走行するのは開放的で爽快感があります。
まっすぐ走りぬけるだけでなく、急旋回したり、波の上をジャンプするように走ったりするのはとてもスリリングです。
マクタン島でできるアクティビティの中でもジェットスキーは、自分で主体的に乗り物を操縦できるので、自由度が高いという魅力もあります。
ジェットスキーの利用には、ライフジャケット着用が義務付けられています。もし、海に振り落とされてしまったときはライフジャケットが浮くので、心配ありません。
また、ジェットスキーを運転するときは、エンジンキーが運転手の手首に紐でつながれます。このため、運転手が海に落ちてしまったときは、自動的にエンジンが停止するようになっています。ジェットスキーだけ暴走するということがないので、落ち着いて対処できますね。
免許不要で自由に走行できるマクタン島でのジェットスキーですが、ルールとマナーを守らないと事故につながることもあります。インストラクターの事前説明をよく聞いて、それに従いながら冷静に操縦するようにしましょう。
シーウォーカー
泳ぐのが苦手な人や海水に顔をつけることに抵抗がある人でも楽しめるのが、シーウォーカーです。
マクタン島周辺の海洋環境が素晴らしいことは分かっているけど、ダイビングは怖そうだし、酸素タンクが重そう…
シュノーケリングも難しそうだし、そもそも足がつかないのが怖い!
そんな方でも気軽にセブ島の海底環境を楽しめるのが、シーウォーク。
シーウォークは「シーウォーカー」とも呼ばれますが、海を泳ぐのではなく、海底を歩きながら海中世界を鑑賞するアクティビティです。
ライセンスや特別なスキルなしでできるので、気軽に体験できます。シーウォークでは、特殊なヘルメットをかぶって、海底を散歩します。ヘルメットには絶えず新鮮な空気が送り込まれるため、息継ぎを考える必要はありません。
また、空気圧により、ヘルメット内には海水が入ってきません。そのため、顔は濡れませんし、メイクも落ちないのです。メイクしたままで参加できるマリンアクティビティというのも、うれしいですね。もちろん、眼鏡やコンタクトレンズは着けたままで問題ありません。
このヘルメットはそれ自体30kgの重さがあります。そのため、その重みで何もしなくても、体は海底へ沈みます。30kgのヘルメットをかぶるといっても、水中では浮力があるので、その重さで首が疲れてしまうなんてこともないのです。
シーウォークをはじめる前に、専門のインストラクターから簡単な説明があります。海の中でコミュニケーションするためのハンドサインを覚えたり、耳抜きの方法を教えてもらったりします。
海底まで降りるときは、経験豊富なスタッフがいっしょに付き添ってくれます。海底を歩いているときも、常に参加者の状況を確認し、ハンドサインでコミュニケーションを取りながらアクティビティが進行します。
シーウォークは大勢でいっしょに楽しめるという点も人気の理由の一つです。
マリンスポーツの中には、同時に体験できる最大人数が5人以下のものが多いです。でも、シーウォークなら10人同時に参加することもできるのです。
学生旅行や卒業旅行では人数が多いグループで旅行する場合もありますね。そのような旅行でも、シーウォークならみんなで一斉写真が撮れますよ。
しかも美しい南国の海底写真ですから、思い出作りにぴったりです。
マクタン島のシーウォークエリアには、海底に写真撮影スポットが複数設置されているので、そこで写真を撮ってもらうこともできます。
写真撮影は、ツアー料金に含まれていることが多いですが、念のため申し込みのときに確認してくださいね。色とりどりのサンゴ礁やイソギンチャク、熱帯魚などを間近から観察できるのです。この楽しさはシーウォークならではですので、ぜひ体験してみてほしいです。
バナナボート
セブ、マクタン島といったらバナナボート、というくらい、人気があります。バナナボートは、バナナを連想させる細長いチューブにまたがって乗り、海上を走りまわるというアクティビティです。
チューブの色も黄色で、バナナっぽくデザインされています。マクタン島の沖でよく、複数の参加者が一列に並んで乗っているのを見かけると思います。それがバナナボートです。
大勢でワイワイやりながら、ときどき歓声を上げたりして、はたから見ていても楽しそうですよね。
バナナボートそのものには動力が付いておらず、単体で動くことはできません。ボートやジェットスキーに引っ張ってもらって走行することになります。
バナナボートの特徴は、誰でも気軽に参加できて、大勢で同時に楽しめることです。チューブにまたがって乗るだけですので、ボートを操縦したり器具を操作したりする必要はありません。
バナナボートに乗ったら、あとは振り落とされないようにしっかりつかまりましょう。直線を走るときのスピード感も爽快ですが、急カーブを曲がるときのバランスのとり具合や、波をスキップするように走行するときの上下の揺れはスリル満点です。
上手く体の重心を調節してバナナ本体から滑り落ちないようにしますが、海に落ちてしまっても大丈夫です。バナナボートに乗るときは必ずライフジャケットを着用することになっています。そのため、海に投げ出されても自然と浮くため、泳ぐ必要はありません。
ときには乗っている全員が海に落ちてしまうことも…。でも、そんなときも「あはは」と笑っておしまいです。そんなハプニングも楽しめるのがバナナボートです。テーマパークの絶叫アトラクションに乗るような気軽さで参加できるのがうれしいですね。
マクタン島から行くアクティビティ
ジンベイザメ見学
マクタン島から参加できるアクティビティとして、ぜひおすすめしたいのが、オスロブのジンベイザメ見学です。
開催されているのは、セブ島の南部にあるオスロブという港町です。ここには、野生のジンベイザメが毎朝、餌を食べにやってきます。
その姿をボートから見学したり、シュノーケリングしてジンベイザメといっしょに泳いだりできます。マクタン島ならではのアクティビティですので、見逃したくないですよね。
オスロブまでは、セブ市からバスなどの公共交通機関を使って行くことができます。ただし、片道3時間かかりますし、到着してからジンベイザメ見学の申し込みはすべて英語で行わなくてはなりません。
マクタン島からは日帰りツアーが出ているので、これに参加するのが便利でお手軽です。ジンベイザメは午前中しか見学できないため、セブ市を早朝出発することになりますが、その価値は十分にあります。
ちなみに、ジンベイザメ見学は、オスロブ以外にもボホール島で参加することもできます。ボホール島はセブ島の隣にある島ですが、ここに観光ツアーで行く予定の人は、ボホールでのジンベイザメ見学を検討してみてもよいかもしれません。
セブ市観光
マクタン島からのアクティビティ、最後に紹介するのはセブ市観光です。マクタン島にも見どころはありますが、セブ市には歴史的スポットが多いので、これをじっくり観光するのがおすすめです。
マクタン島にある旅行会社では、セブ市観光のツアーもたくさん開催されています。一日ツアーもあれば、半日のツアーもありますので、他のアクティビティやツアーと組み合わせることも可能です。
バンなどを貸し切って、行きたい場所のみ回ってもらうこともできますよ。セブ市内の主な観光名所は次のようなスポットがあります。
サントニーニョ教会
サントニーニョ教会はフィリピンで最も古い教会で、地元の人々にとって、とても神聖な教会です。日曜日にはたくさんのフィリピン人信者の方が訪れますので、活気のある教会を見たいのであれば、日曜日の訪問がおすすめです。
マゼランクロス
マゼランクロスはサントニーニョ教会の隣にあるので、あわせて観光しましょう。八角形のお堂があり、その中に納められているのがマゼランクロスです。写真撮影スポットとしても、おすすめです。
サンペドロ要塞
スペイン統治時代に建設された要塞です。中には歴史に対する理解を深めるのに役立つ資料が展示されています。
セブ市観光に外せない3か所を紹介しました。このほかにもセブ市の見どころはたくさんあります。
みなさんの興味関心と旅行期間によって、計画を練ってみましょう。
絶叫アトラクション
絶叫アトラクションが好きな人におすすめしたいアクティビティが、セブ市にあるクラウンリージェンシーホテルの高層アトラクションです。
40階建てのビルの高層階に、その高さを利用した絶叫アトラクションが設置されており、人気を博しています。
クラウンリージェンシーホテルには2つの塔がありますが、その間を結ぶ高層ビルジップラインは、大自然のなかのジップラインとはまた異なる趣があります。
その他に、地上38階のビル周囲に設置された、手すり無し、ガラス張り床の板を歩く「スカイウォーク」や、55度の傾斜でビルを一周する「エッジコースター」があります。
夜間の営業も行っているので、セブの夜景を眺めながら絶叫することもできますよ。
マクタン島でアクティビティを満喫しよう
マクタン島はリゾートというイメージが強いと思います。
ビーチでゆっくり日向ぼっこ、ときどき海水浴して、あとはホテルのプールサイドでカクテルを傾ける…みたいな、バケーションの過ごし方を想像している方も多いでしょう。
でも、マクタン島でできるアクティビティはとてもたくさんあります。せっかくセブに遊びに行くのなら、これに参加しないのはもったいないですよね。マクタン島でしか体験できないアクティビティもあります。
リラックスするのもいいですが、アクティブなマクタン島も楽しんでくださいね!