セブ島は卒業旅行にピッタリの場所です。なぜなら、安くて近くて、しかも卒業旅行の時期がちょうどベストシーズンに当たっているから。学生時代最後の思い出としての卒業旅行、思い切り盛り上げたいですよね。記念写真もたくさん撮りたいことでしょう。
セブ島はフォトジェニックな撮影場所がたくさんある上に、海も山も楽しむことができます。そんなセブ島の魅力と、卒業旅行でぜひ体験してもらいたいアクティビティについてまとめました。
セブ島在住の日本人が本当に人気のツアーを厳選しました。
ジンベイザメと泳ぐ、ボホール島でターシャ探し、アイランドホッピング、、、
満足度の高いセブ島のオプショナルツアーは以下から探せます!!
セブ島が卒業旅行におすすめな理由

セブ島はフィリピンのほぼ中央に位置する常夏の島です。この島が卒業旅行の目的地として人気急上昇中というのですが、その理由はどこにあるのでしょうか。セブ島が卒業旅行におすすめな理由について確認しておきましょう。
コスパがいい
卒業するとはいえ、まだまだ学生の人にとって、旅行費用はできれば安く押さえたいところですよね。セブ島旅行では、日本からの往復航空券は時期によりますが約30,000〜50,000円ほどと東南アジアの中でも比較的リーズナブル。さらに、現地でのホテル宿泊費も1泊1室2,000〜4,000ペソ(約5,500〜11,000円)でプール付きやビーチサイドのリゾートが選べます。
アクティビティも、ジンベイザメとのシュノーケリングやキャニオニングが1回3,000ペソ前後(約8,500円)で体験でき、日本の同様の体験に比べると半額以下のことも!食事も1食100ペソ(約300円)程度でローカルフードを楽しめるため、予算を気にせず思いきり遊べます。友達と一緒に非日常を満喫しつつ、コスパの良さで満足度も倍増です!


日本から近くて便利
日本から近いのも大きな魅力の一つです。セブ島には日本から直行便が就航しており、早ければ5時間以内でセブに飛ぶことができます。旅行期間は限られますので、移動時間が小さくてすむのはうれしい点ですよね。
日本、セブ間の移動は、基本的に南北に動くだけですので、時差も1時間しかありません。時差ぼけで体調不良になるリスクも少なく、到着した瞬間からがっつり観光を楽しむことができます。
卒業旅行の時期がベストシーズン
後で詳しく説明しますが、常夏の島、セブ島にも一応旅行のベストシーズンというものがあります。そして、多くの人が卒業旅行を考える2月から4月あたりが、まさにセブ島旅行のベストシーズンにあたります。
この時期は雨の少ない乾季で、アウトドアアクティビティやマリンスポーツを思い切り楽しむことができます。また、観光ポスターにあるような、エメラルドグリーンの海と白い砂浜も、青空の下でこそ、最高の写真が撮れますよね。その意味でもまさにこの時期は記念撮影にピッタリのタイミングなのです。

グループで楽しめるスポットが多い
セブ島にはマニラなどフィリピン国内からの観光客も増えつつあります。フィリピンの方は大家族や大きなグループでワイワイするのが大好きな国民性です。それもあって、セブ島でのアクティビティやホテルなどは、大人数のグループも大歓迎!5人以上で利用できる部屋があったり、バナナボートやシーウォーカーなど10人くらいまでいっしょに楽しめるアクティビティもあったりします。
セブ島はリゾートでのんびりしたりマリンスポーツを楽しんだりするだけでなく、歴史的建造物を訪ねたりショッピングや本格的なスパを利用したりもできます。幅広い楽しみ方ができるので、いろんな人を満足させてくれる場所となっているのです。

治安がいい
セブ島にはいまや世界中から外国人観光客が訪れます。観光地としてフィリピン国内で最重要級の場所となっているので、フィリピン政府も治安維持に力を入れています。観光客だけでなく、ビジネスや留学先にセブ島を選ぶ人も増えており、ホテルやショッピングモールなど主要な場所は治安がずいぶん改善されてきました。
当然ながら日本と比べると治安はまだまだ安定しませんが、その他の外国エリアに比べると治安はいい方だといえます。そんなセブ島にも治安の良くないエリアは存在しますし、夜間の一人歩きは危険です。危険エリアには近づかないこと、トラブルを招くような行動を慎むようにすれば、かなり安全に旅行を楽しむことができるでしょう。

コミュニケーションしやすい
フィリピンの公用語は英語であり、セブ島でも英語がスムーズに通じます。セブ島内のコミュニケーションはもとより、レストランのメニューもデフォルトで英語表記があるため、便利です。
旅行会社やツアーによっては、日本語ガイドがつくこともあります。他の東南アジアに比べると、かなりスムーズにコミュニケーションしやすい場所です。
文化の違いが体験できる
日本からそれほど遠くないセブ島ですが、文化という点では日本とはまったく雰囲気が異なります。東南アジアの中でも珍しくキリスト教徒が大部分を占めるフィリピンですから、その文化習慣も独特でおもしろいです。
観光スポットとしても、ヨーロッパを彷彿とさせる教会や要塞などがメインとなります。敬虔なキリスト教徒が多いセブ島では、日曜日になると教会ミサに出かける人が多いです。そのようなシーンもフィリピンならではですので、機会があれば見学してみてください。

セブ島は卒業旅行シーズンがベストシーズン!

セブ島のベストシーズンは、まさに卒業旅行シーズンと重なる2月から4月です。乾季にあたり、連日晴天に恵まれ、海も穏やかで美しい景色を満喫できます。雨の心配が少なく、アクティビティや観光を思い切り楽しめる絶好のタイミングです。南国ならではの開放感を味わうなら、この時期がおすすめです。
卒業旅行シーズンの魅力
2月から4月のセブ島は、雨が少なく空気も乾いていて、とても快適に過ごせます。気温は30度前後と高めですが、海風が心地よく、アイランドホッピングやダイビング、ビーチリゾートでのんびりといったアクティビティに最適です。
この時期は透明度の高い海が広がり、シュノーケリングやマリンスポーツの魅力が倍増!また、日本の卒業旅行シーズンに合わせて、ツアーやホテルの特典が充実しているのも嬉しいポイントです。友達との思い出作りにぴったりの季節です。
セブ島卒業旅行におすすめ!アイランドホッピング

ここからは、セブ島での卒業旅行におすすめなアクティビティを紹介していきます。まず、取り上げたいのはアイランドホッピングです。アイランドホッピングとは、セブ島周辺にある島々を複数訪れるアクティビティのことをいいます。フィリピンは7,000を超える島々で構成されていますが、セブ島の周りにもたくさんの島がります。これらの離島はそれぞれに異なる特徴を持っており、浅瀬で海水浴やシュノーケリングが楽しめる島もあれば、天国のような絶景ビーチで写真撮影したくなる島もあります。
アイランドホッピングは、セブの国際空港があるマクタン島から出発します。基本的に日帰りツアーとなっており、バンカーボートといわれるフィリピン独特の小船に乗って2、3個の島を巡るのが主流です。マクタン島からアクセスできる島はたくさんありますが、中でもアイランドホッピングに人気なのがヒルトゥガン島、パンダノン島、ナルスアン島の3つです。これらの3つの島をすべて訪れるツアーもありますし、その中から1つあるいは2つの島を選んで訪れることもできます。アイランドホッピングツアーには昼食が含まれていることも多く、白砂ビーチでBBQしたり、船上ランチを食べたりできます。

セブ島卒業旅行におすすめ!ジンベイザメとシュノーケリング

セブ島の卒業旅行は、一生の思い出になる特別な体験が満載!中でもジンベイザメと泳ぐシュノーケリングは圧巻です。体長10メートル超のジンベイザメが目の前を泳ぐ迫力は、友達との絆をさらに深めてくれます。
オスロブ
セブ市から車で片道3時間の距離にある港町オスロブは、ジンベイザメと泳げるスポットとして世界中の旅行者を魅了しています。透明度の高い海で、体長約10メートルもの巨体が目の前を悠々と泳ぐ光景は圧巻!
シュノーケリングの所要時間は約30分で、料金はガイド・装備込みでおおよそ3,500〜4,500ペソ(約9,500〜12,000円)。早朝5時頃からのツアーが主流で、ジンベイザメとの遭遇率はほぼ100%です。現地まではセブ市内から車で約3時間。途中の絶景ドライブも楽しみのひとつです!
ボホール島
セブ島の隣、ボホール島でもジンベイザメと一緒に泳ぐことができます。オスロブと比較するとまだまだ穴場のため、観光客が少ないのが特徴です。待ち時間も少なく、ボホール島の観光も一緒にできるため、こちらも検討してみると良いでしょう。
ツアー会社によっては水中撮影を行ってもらえるので、ジンベイザメといっしょに泳いでいるシーンを記念撮影できますよ。料金は約3,000〜4,500ペソ(約8,000〜12,000円)と手頃で、セブからのツアーも多数あります。静かな環境で大自然と触れ合う体験は、一生の思い出になることでしょう!

セブ島卒業旅行におすすめのアクティビティ

セブ島は美しい海と大自然に恵まれ、卒業旅行にぴったりのアクティビティが充実しています!友達と一緒に心躍る体験をし、一生の思い出を作りませんか?ここでは、特に人気のアクティビティを紹介します。どれも初めてでも安心して楽しめるものばかりです!
シーウォーカー
「海中世界はのぞいてみたいけど、泳げない…」
「水に顔をつけるのは抵抗がある…」
「海中撮影って、すっぴんですよね…?」
なんて方におすすめしたいのが、シーウォーカーです。「シーウォーク」ともいわれるこのマリンスポーツ、実は日本発祥なのです。そう聞くと、親近感がわいてきますね。シーウォーカーとは、特殊なヘルメットをかぶって、海底を歩くというアクティビティです。ヘルメットには絶えず空気が送り込まれるので、海の中でも陸上と同じように呼吸できます。ヘルメットの中は空気で満たされており、海水は入ってきません。そのため、メイクをしたままで楽しむことができるのです。ヘルメット自体の重みのため、水の中にいても浮くことはなく、自然と身体が沈みます。
セブの海底を歩きながら、じっくりと海洋環境を観察することができるのです。また、セブ島のシーウォーカーでは、海底に写真撮影スポットが複数用意されています。同伴するスタッフが水中カメラで撮影してくれます。多くのマリンスポーツと異なり、シーウォーカーは10人くらいまで同時に体験することができます。セブ島の海底でグループみんなで集合記念撮影もできちゃうのです。ただし、シーウォーカーを体験した当日の飛行機には乗れません。予定を組むときに注意してくださいね。
- 所要時間:約45~60分
- 料金:約1,200~1,800ペソ(約3,400 〜 5,000円)
体験ダイビング
セブ島旅行に興味を持っている人の中には、スキューバダイビングを試してみたいと考えている人もいるかもしれません。セブ島は世界的にも有名なダイビングスポットが点在しています。そんな世界トップクラスのセブ島で、人生初のダイビングを体験してみるのもよいアイデアです。セブ島のダイビングでは、ライセンスを持っていない人でも「体験ダイビング」という形でスキューバダイビングに挑戦できます。
セブ島でダイビングライセンスを取得することもできますが、ライセンス取得には最短で2日かかるので、みんなといっしょの卒業旅行では難しいかもしれません。でも、体験ダイビングなら、カンタンな講習を受けてすぐダイビングをお試しできます。体験ダイビングであっても、1日に2本ダイビングできるコースがあります。1回目のダイブでは器材を使いこなすのにいっぱいいっぱいでも、2本目はセブの海中世界を楽しむ余裕が出てくるでしょう。
人生初のダイビングが美しいセブ島の海でできるなんて、きっと一生忘れられない思い出になると思いますよ。セブ島には日本人が運営しているダイブセンターがあり、日本語が話せるフィリピン人スタッフが常駐しているところもあります。体験ダイビングには必ず経験豊富なインストラクターが付き添いますので、安心して初ダイブに専念できます。
そもそも、フィリピンのダイビング業界はかなり発展しています。以前から欧米系のダイバーがたくさん集まる場所だったからというのもあるでしょう。ですので、海外でダイビングなんて、と不安に感じる必要はありません。とはいえ、信頼できる会社を選ぶことも大切です。シーウォーカー同様、ダイビングも体験した直後の飛行機搭乗が禁止されています。1本ダイブを行った場合は12時間以内、2本以上の場合は最低18時間以内の飛行機搭乗を避ける必要がありますので、予定を組む際には注意してください。
- 所要時間:約3時間(器材説明・講習+浅瀬講習+海洋ダイブ1本)
- 料金:約3,000 〜 3,800ペソ(約8,500 〜 10,800円)
カワサン滝でキャニオニング
セブ島というと海遊びというイメージが強いかもしれません。でも、熱帯のジャングルや清流で楽しめるアクティビティもあります。それが、キャニオニングです。キャニオニングとは、やや冒険的な川遊びという感じのスポーツです。勢いよく流れる岩場の川を身体一つで滑り下りたり、滝つぼに飛び込んだりします。セブ島でキャニオニングができる有名スポットとして、カワサン滝があります。
カワサン滝はセブ島でも最大級の滝で、その姿は壮大です。カワサン滝のみを観光として訪れることもできます。セブ島の滝は見るだけでなく、滝つぼで泳ぐことができるのも大きな魅力です。熱帯植物が生い茂るジャングルを背景に、エメラルドグリーンに輝く天然のプールで遊ぶことができるのです。キャニオニングの最大の魅力は、スリル感と爽快感です。人工のアトラクションではなく、天然の遊び場で豪快に遊べるキャニオニングは、セブ市から日帰りツアーに参加して体験することも可能です。
- 所要時間:約4〜5時間(移動・説明・川下り・ジャンプ・休憩込み)
- 料金:約2,000 〜 2,100ペソ(約5,700 〜 5,900円)
その他のマリンスポーツ
セブ島にはその他にも楽しいマリンスポーツがたくさん提案されています。セブ島とその周辺の大自然を空から見学できるパラセーリング、遮るものがない大海原を高スピードで走りぬけるジェットスキー、みんなでワイワイいっしょに楽しめるバナナボートなどなど。
マリンアクティビティを単品で楽しむこともできますし、複数のアクティビティを組み合わせてツアーとして参加することも可能です。マクタン島にある旅行会社ではさまざまなプランが用意されているので、ぜひ相談してみてください。日本からオンラインで問い合わせもできますよ。

セブ島卒業旅行におすすめ!セブ市内観光スポット
セブ島はアウトドアアクティビティやスポーツだけの場所ではありません。歴史的建造物や、フォトジェニックなスポットもあるので、卒業旅行でたっぷり記念撮影したいですよね。セブ島での卒業旅行で訪れたいセブ市内の観光スポットには次のような場所があります。
山頂展望台トップス

セブ島とセブの街を高台から見下ろすことができる展望台がトップスです。山頂展望台という名の通り、山の上、標高600m以上の場所にあります。
トップスは夕暮れ時の景色が美しいことでもよく知られています。雰囲気のよいレストランもあるので、夕焼けに染まるセブの街を見下ろしながら少し早めの夕食もステキですよ。
サントニーニョ教会

歴史好きな人にはぜひ訪れてもらいたいのがサントニーニョ教会と、その隣にあるマゼランクロスです。サントニーニョ教会はフィリピンで最も古い教会であり、セブだけでなくフィリピン全土からキリスト教徒が訪れる場所です。「サントニーニョ」とは「聖なる少年」という意味の言葉で、これは幼きイエスキリストのことを指しています。人類史上初めて世界一周したといわれるポルトガル人探検家フェルナンド・マゼランは、1521年にセブ島へ上陸しました。
そのとき、時のセブ王とその女王たちにキリスト教を広め、洗礼の儀式を行いました。サントニーニョはそのとき、マゼランから女王に贈られたイエス像のことで、その像は今もサントニーニョ教会内に安置されています。さらに、その洗礼式で使われた十字架がマゼランクロスで、サントニーニョ教会の隣にある八角形の礼拝堂に収められています。

サンペドロ要塞

サントニーニョ教会とマゼランクロスのすぐ近くの海岸沿いにあるのがサンペドロ要塞です。スペイン植民地時代に作られた要塞で、フィリピン最古のものです。その後、学校や病院として使われたこともあり、戦時中には捕虜の収容所としても使用されました。
そのような複雑な歴史を持つ要塞ですが、現在は公園として整備されています。中には当時を彷彿とさせる砲台が置かれている他、防御壁の上をぐるっと一周できる遊歩道も敷かれています。若者がデートスポットとして利用するくらい、雰囲気のある場所ですので、ぜひ足を伸ばしてみてください。
卒業旅行はセブ島で決まり!
セブ島での卒業旅行におすすめなスポットとアクティビティを紹介しました。さまざまな楽しみ方ができる魅力的な島だということが、分かっていただけたのではないでしょうか。
日本から近くてコスパの良いセブ島は、ちょうど卒業旅行の時期がベストシーズンにあたります。グループで行って思い切り楽しめるのもセブ島の大きな魅力の一つです。学生時代の最後の思い出として、ぜひセブ島で卒業旅行を満喫してくださいね!