フィリピン・セブ島の通貨「ペソ」で旅行はもう困らない！

2024-10-04

フィリピンのセブ島を観光するなら、スポットを事前に確認しておくのも大事ですが、お金についてもチェックしておくべきです。観光施設の入場やレストラン、ホテル、ショッピングなど、どのような場所でもお金は必要になるため、セブ島を満喫するためにもポイントとして押さえるべきです。

特に、初めてセブ島に観光に来たなら「どこで両替えができるの？」「どんな点に注意すべきなの？」と疑問を感じる人もいるでしょう。フィリピンの通貨やお金の取り扱いなどについて内容を徹底紹介します。

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セブ島の通貨は「フィリピンペソ」

セブ島で使用されている通貨は「フィリピンペソ」であり、国内で観光はもちろん、ショッピングや交通などあらゆる場面で必要とされます。そして、フィリピンペソは硬貨と紙幣の2つの種類に分かれているため、それぞれの内容について紹介しましょう。

紙幣

フィリピンペソでは主要なお金は紙幣が用いられており、20、50、100、200、500、1000の6種類に分かれています。20ペソはジプニーやチップによく用いられる紙幣なので、所有していると便利です。100ペソはショッピングやタクシーなど、様々な場面でよく使用するため、財布に1つは持っておくとスムーズな支払いを行えます。

200、500は大きな金額になるため、まとめて支払うときに便利であり、1000は高価なものやホテル代などを支払うときに持っておくとスムーズです。それぞれの紙幣を使い分けできるよう、1枚は持っておきましょう。

硬貨

フィリピンペソの硬貨は1センタボ、5センタボ、10センタボ、25センタボ、1ペソ、5ペソ、10ペソの7種類になります。1、5、10センタボはあまり使用する機会もなく、見る機会もほとんどないと言われています。もし、観光中にそれぞれを見かけることができればラッキーですね。

25センタボは4枚集めることで1ペソになり、会計のお釣りの際に、調整として利用できるので持っておくと便利です。1ペソと5ペソもお釣りの調整などで使用でき、10ペソであればチップとしても十分な金額になります。それぞれの硬貨は大きさや刻印も異なるので、見分ける際のポイントにしてください。

セブ島旅行中に持ち歩く金額

セブ島で旅行に来る際「どれくらいの金額を持ち歩くのがいいの？」と疑問を感じる人もいるはずです。旅行中は用心のために、必要最低限に抑えておきたい方もいるはずです。あくまで目安になりますが、持ち歩く金額について紹介しましょう。

一日観光の予算

セブ島で1日観光を楽しむ際は、どこに行くかによりますが、2〜3万円ほどは持っておくのがおすすめです。例えば、市内の観光やショッピングを楽しむ程度で、特に高価な物を購入する予定がないなら、交通費を含めても5,000円〜10,000円程度で充分楽しめます。

もし、海でシュノーケリングや観光に出向くならツアー費用などもかかるため2〜3万円あると安心です。高級レストランやカジノなどで遊ぶ場合も1〜3万円は持っておくのが安心できるため、目安として覚えていてください。

よく使う紙幣・硬貨

セブ島でよく使用する紙幣は20ペソ、50ペソ、100ペソ、500、1000ペソになります。20や50ペソは屋台での食事など軽食する際によく使用します。100ペソはバスやタクシーなどの交通機関を利用するときに使用するケースが多く、500、1000ペソは大きな通貨になり、ショッピングでまとめて大きな支払いをしたいときや、ホテルの料金代として使用するケースが多いです。

また、硬貨でよく使用するのは、1と10ペソになります。1ペソはお釣りなどの調整、10ペソはジプニーやチップとして活用できるため、1つは持っておくといいでしょう。

チップ

フィリピンはチップの文化があり、場面ごとに渡すようにしていないとマナー違反になるケースもあります。チップの金額は大きいものである必要はなく、10ペソ、または20ペソほどを渡すので問題ありません。場面としては、例えばレストランで食事をしたときにサービスが良かったなら、チップを置けます。

また、空港で荷物を運んでもらったとき、ショッピンモールまで車で荷物を運んでもらった場合も、同様にチップを渡すのがおすすめです。頻繁にチップを渡す必要はありませんが、自分が満足したサービスを受けた場合は渡しておくのがおすすめです。

セブ島で使える他の通貨

セブ島ではフィリピンペソだけでなく「他の国の通貨も使用できるの？」と疑問んを感じる人もいるはずです。基本的に、セブ島ではフィリピンペソでの支払いになり、他の国の通貨は使用不可のケースが多いです。ただ、一部の場所や通貨は利用できるケースもあるため紹介します。

米ドル

アメリカドルはセブ島で使用できる可能性があり、高級リゾートホテルの費用、カジノ、現地で参加するオプショナルツアーの3つの場所です。高級リゾートは外国人専用となっている場合もあるため、アメリカドルでサービスの支払いができるケースもあります。

カジノやオプショナルツアーも同様となっていますが、基本的にはフィリピンペソになります。フィリピンペソがなく、手元に未使用のアメリカドルがある場合などは、使用可能か質問し、万が一の支払いに利用してください。

日本円

セブ島は日本の観光客も多いので、日本円が使用できるケースもあるのか把握しておきたいはずです。結論から言うと、日本円は通貨として利用ができません。

アメリカドルと異なり、高級ホテルやカジノでも使用できないので、必ずフィリピンペソに換金してから観光を楽しむべきです。ただ、現地で仲良くなったフィリピン人に記念として、日本円をプレゼントすると喜ばれるので、その程度に押さえておくのが良いでしょう。

セブ島で通貨の代わりにクレジットカードは使える？

セブ島では現地の通貨の代わりに、クレジットカードの仕様も可能です。今ではセブ島のレストランや店舗を始め、クレジットカードや電子マネーに対応しているため、もし紙幣や硬貨を出すのが面倒なら活用してください。

ただし、一部の個人店やマーケットでは利用できないケースもあるため注意しましょう。

セブ島で通貨の両替方法

セブ島で観光を楽しむためには、フィリピンペソを持ったおく必要があるため、両替する必要があります。ただ、お金をスムーズに両替えできるように「どこを活用できるの？」と疑問に思う人もいるはずです。以下の方法が活用できるので紹介します。

両替所

セブ島でフィリピンペソを持ちたい場合、1番押さえておくべきなのは両替所です。空港にもありますがレートが低く、手数料が多く上乗せされているため、できれば最小限に抑えて別の両替所を利用するのがおすすめです。

セブ島の中でも両替所はいろいろありますが、レートは異なるため手数料は安く設定されているのか2〜3つほどチェックして選択してください。また、両替所ではスタッフにより換金するお金を盗む場合もあります。大金を両替するとスリが分かりにくいので、少しずつ換金するようにしてください。

クレジットカードでキャッシング

セブ島内にあるATMはクレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、お金をフィリピンペソとして引き出すことが可能です。ATMはセブ島の銀行にあるので、到着して市内に出たときに目星を付けておくとスムーズに換金できます。

キャッシングの場合は設定された限度額まで引き出すことができ、機械によるチェックなので、両替所のようにスリやぼったくりに遭う可能性はありません。ただ、手数料は高めに設定されているため、出費を計算して効率的に引き出すようにしてください。

国際キャッシュカード

セブ島では国際キャッシュカードを利用して、フィリピンペソを入手することが可能です。日本で事前に作成しておくと、現地の銀行にあるATMを利用することで、いつでも引き出せるので便利です。ただ、国際キャッシュカードは手数料が最適250ペソと設定されているため、状況によっては大きな出費になるケースもあります。

また1回あたりの引き出し可能額も1万〜2万ペソが上限になっているため、総合すると手数料率も高いです。そのため、国際キャッシュカードを利用するのは万が一の場合のみにしておくのがおすすめですね。

キャッシュパスポート

キャッシュパスポートはセブ島にあるATMを利用することで、フィリピンペソを引き出すことが可能です。パスポートを使用して金額を設定すると引き出せるので簡単ですが、銀行とATMに支払う手数料があり、合計すると日本円で1,000円近くまでするため、出費をたくさん取られます。

また、1回で引き出せるのは1万ペソまでなので、それ以上の金額を引き出すことになるなら、損失が大きくなるかもしれません。キャッシュパスポートはデビットカードとしても活用できるので便利ですが、引き出しは得なのか損なのかよく考慮してください。

海外送金サービス

海外送金サービスは、フィリピンに自分の銀行口座を開設しているときに利用できます。日本の銀行に海外送金の手続きを申込みにいくと、1〜2日を目安にして現地の銀行口座に送金されます。手続きはオンラインで行え、為替のレートや手数料はキャッシングや国際キャッシュカードを活用するよりも低いため、お得にフィリピンペソを引き出すことが可能です。

ただ、海外送金サービスは現地に口座がある場合のみになり、誰でも直ぐに開設できるわけではありません。オンラインのネットバンキングによる開設も複雑なため、詳しくない場合は別の方法を活用してお金を引き出すようにしてください。

セブ島でお得に両替できる場所

セブ島の観光でお金を引き出すなら、無難な方法は両替所を利用することです。ただ、上記でも紹介したように、各場所により手数料やレートも異なるため、できればお得に活用したいはずです。おすすめの両替所があるので紹介しましょう。

アヤラセンターセブ

セブ島でフィリピンペソを両替するなら、アヤラセンターセブがおすすめです。ここは、セブ島でも大型のショッピングモールであり、レストランやハイブランドの店舗などがたくさんあり、両替所も多いです。各設置されている両替所はレートが一律ではなく、ばらつきがあるので自分で見極めなくてはいけませんが、その分安い手数料でペソを換金できる可能性もあります。

また、大型ショッピングモールという点からセキュリティ面も強化されているため、安心して両替ができるのも良い点ですね。ぜひ、考慮してみてください。

ITパーク内The Walk

セブ島にあるITパーク内のThe Walkで両替を行うのもおすすめです。ITパークは島の中心にあり、国内外の企業がたくさん進出している場所であるため、外国人が多い場所でもあります。そのため、両替所もいろいろあり、レートは異なりますが安く日本円をペソに換金できる可能性もあります。

ITパーク付近には観光スポットや外国のレストランもいろいろあるため、行く前によって現金を確保しておくのもおすすめです。ただ、両替所は17時ほどに閉まるので時間には注意しておきましょう。

SMシティ

SMシティには観光客は留学生が行く大型のショッピングモールがある場所なので、観光地としても有名です。そして、ここでは両替所もあり、レートも安く設定されているため、買い物ついでに換金するのに良い場所です。

大型のショッピングモールなので、セキュリティ面も安心でき、営業時間も10:00〜21:00(金曜と土曜日は22時)までになっているため、遅い時間でも換金できます。両替所としては安心感や利便性が高いため、ぜひポイントとして抑えておきましょう。

セブ島での通貨の取扱時の注意点

セブ島でフィリピンペソを換金することが可能ですが、注意しておくべきポイントもあります。通貨に換金するときは、お金を取り扱うため、この機会を利用してスリやぼったくりに遭う被害も十分考えられます。どのような注意が必要なのか紹介します。

少額のお金を用意

セブ島では少額のお金を常に所有しておくようにすべきです。上記でも紹介しましたが、セブ島では場面によってチップが必要になるケースがあります。レストランや持ち物運搬のサービスなどでは、10〜20ペソをスタッフに渡すとマナーとして喜ばれます。

また、お釣りも細かい金額で返されると整理するのが大変になるため、1、10ペソ持っておくとおつりの調整ができて財布の中身も確認しやすくなります。このようなメリットがあるので、少額のお金を保有しておきましょう。

おつりの確認

セブ島でお金を支払うときは、おつりの確認を行うようにしましょう。フィリピンでは観光客を狙ってお金をぼったくりするケースがあり、おつりを正直に返さないケースがあります。

例えば、タクシーなどを利用したときに、大きなお金で支払うとき「おつりがない」と言われて、返金してくれない場合もあります。また、おつりをぼったくりにして少ない額で返金されるケースもあるため、しっかり金額が合っているか確認するようにしてください。

両替所、ATM利用後はその場でチェック

セブ島でフィリピンペソへの両替をするときは、少額に設定しておくのがおすすめです。大金を換金してしまうと、両替所によってはお金をぼったくられるケースもあるからです。

例えば、何十万円も両替するなら、1000ペソでも大量になるため、ペソでの金額を提示されてもお札の枚数が合っているのか確認するのは困難と言えます。スタッフに多少抜き取られていても分かりにくく、手数料をぼったくられる可能性が高くなるので、確認できるように少額にしておくようにしてください。

お釣りはすぐしまう

お金を支払って、おつりが返金されれば直ぐに財布の中にしまうようにしてください。おつりをしまうのに手間取っていたり放置していたりすると、横からスリに合って奪われてしまう可能性もあります。日本と違って、フィリピンでは隙があればお金を取られてしまうので、レストランでも両替所でも直ぐにしまうことは明記しておきましょう。

旧紙幣は使用禁止

フィリピンでは旧紙幣は使用できず、レストランやタクシー、観光地など、どの場所でも利用不可です。旧紙幣はたまに両替所で換金するときに混ざってしまう場合があるので、今の新紙幣ばかりなのか受け取る際にチェックしてください。また、ナイトマーケットなどの繁華街でも、たまにおつりなどで混ざるケースもあるため、お金を受け取る際も注意しましょう。