セブ島のアクティビティとして、パラセーリングはとても人気があります。
美しいセブの自然を空中からゆっくり眺めることができるのがパラセーリングです。セブ島旅行を予定している人の中には、「挑戦してみたい!」と思っている人も多いでしょう。
でも、はじめての人の中には、
- 「パラセーリングって、怖くないのかな」
- 「はじめてでもできるのかな?」
と不安を感じている人もいるかもしれません。
そこで今回は、セブ島におけるパラセーリングについて、その魅力と楽しみ方、注意点などをまとめてみました。セブ島でのパラセーリングを予定している人は、実際の体験前に目を通してみてください。
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セブ島で人気!パラセーリングとは
パラセーリングは鳥になった気分で空を散歩できる、魅力的なマリンスポーツです。
セブ島はエメラルドグリーンの海、白い砂浜ビーチ、ココヤシの茂る熱帯の島々という、自然にあふれた環境です。それを空から眺めることができるのがパラセーリングなのです。
そもそも、パラセーリングが誕生したのは1960年代のフランスだといわれています。最初はパラシュートの訓練として開発されました。
それが「パラセーリング」というレジャーとして、あるいはマリンスポーツとして定着したのですね。
「パラセイル」という、パラシュートのような器具をつけて、ボートにロープを引っ張ってもらいます。ボートが加速するにつれてパラセイルが空気でふくらみ、空に舞い上がるという仕組みになっているのです。
セブ島のパラセーリングでは、高さ50mから150mまで上がることができます。その高さから見る、セブ周辺の風景は圧巻です。
また、セブ島でよく使われているパラセイルは、カラフルなものもたくさんあり、下から見上げているだけで「挑戦してみたいな」と思わせてくれます。
パラセーリングは資格やライセンスが必要ないので、ふとした思い付きでもすぐに体験することができるのです。
セブ島パラセーリングの魅力
基本的な仕組みを理解したところで、セブ島で行うパラセーリングの魅力について説明しておきましょう。
南国の海洋風景を空から楽しめる
白い砂浜と青い海。南国ムード満点のセブ島で行うパラセーリングは、美しい自然を鳥の目線で楽しむことができます。
体験するお店やそのときの状況によっても異なりますが、200mの高さまで上がることもあります。でも、初心者にとっては数十mの高さでも十分興奮できることでしょう。
セブの街並みやビーチ、バンカーボートなどが遠くに見え、その先に広がる熱帯ジャングル。白い砂浜から続くエメラルドグリーンの海がだんだんと深くなり、ターコイズブルーからディープブルーに変化する、そんなグラデーションも確認できますよ。
パラセーリングでしか楽しめないパノラマ景色を楽しむことができるのです。
鳥のように空を飛ぶ爽快感
ボートが加速するにつれて、海面近くにいた身体がふわっと浮かび上がります。そして、あっというまに空高く舞い上がることができます。
鳥と同じ目線で空中を浮遊するその感覚は独特のものです。
プロによるサポートだから安心
他では味わえない景色と興奮を楽しめるパラセーリングですが、セブ島ではプロのインストラクターがきちんとサポートしてくれるので、初心者でも安心です。
経験豊かな専門家が指導してくれるので、操作方法を迷うこともありません。安全性に不安を感じることなく、心ゆくまで空中散策に集中できます。
グループで楽しめる
一人でも体験できますが、カップルや家族でいっしょにパラセーリングすることも可能です。セブ島では2人用や3人用がメインとなっているので、恋人同士や親子で楽しむ旅行者も多いのです。
一人で空の静けさを味わうのもいいですが、誰かといっしょなら会話を楽しむこともできますね。3人用については、あらかじめ予約が必要なお店もありますので、早めに問い合わせてみてください。
さまざまな時間帯で楽しめる
セブ島のパラセーリングは、時間帯を変えて楽しむこともできます。朝日が昇るころや夕暮れ間近のセブ島を空から眺めるのも素晴らしい体験です。
他のマリンスポーツを組み合わせて行うこともでき、アレンジも自由自在です。
空からの写真撮影も!
セブ島でのパラセーリングは、記念撮影も欠かせませんよね。
他ではめったにできない経験です。空からの写真撮影は、防水カメラがおすすめです。
まれに撮影中にカメラを落としてしまう人もいるので、自己責任でカメラを持参しましょう。
セブ島パラセーリングは初心者でもできる?
やってみたいと思っても、はじめての体験となると不安ですよね。本当に安全なのか、どうしても心配になると思います。
そもそもパラセーリングには、資格やライセンスなどは必要ありません。やったことがない人も、すぐに体験することができます。特別なスキルも、人並み以上の体力も必要ないので、誰でも挑戦できますよ。
事前の講習などに参加する必要もありません。
セブ島では、マリンスポーツ専門のインストラクターがついて、ていねいに説明してくれます。はじめての人には、基本的な規則や装着方法、安全に操作するための注意点などが指導されます。
ボートの操作はもちろん、経験豊富なスタッフが行ってくれるので、安心してパラセーリングを楽しむことができます。
ただし、パラセーリングは風の影響を強く受けるスポーツです。風が強い日や空が荒れているときは、パラセーリングできない場合もありますので、インストラクターの指導に従いましょう。
セブ島パラセーリングの安全性
ボートに引っ張られる勢いで空に向かって高く上がることができるパラセーリングは、いってみれば船によって操縦される凧みたいなものです。
これに使用されるロープは非常に丈夫なものです。体験者が座る椅子も専用のものがしっかり固定されています。
セブ島でのパラセーリングはとても人気の高いアクティビティで、毎日多くの人が利用しています。それだけ、スタッフも経験豊富だということですので、安全性はかなり高いと信頼できます。
パラセーリングという名称は、パラグライダーとよく混同されがちですが、まったく別物です。パラグライダーは自分で操作する必要がありますが、パラセーリングに複雑な操作は必要ありません。
そのため、一定年齢以上であれば小さな子供さんから高齢の方まで幅広く楽しむことができるのです。
ただし、どんなマリンスポーツもそうですが、体調不良のときは要注意です。体調がすぐれないときは、無理をしないようにしましょう。
セブ島パラセーリング体験の流れ
セブ島でのパラセーリングは実に簡単に体験することができます。旅行会社などが開催しているツアーに申し込んで参加します。
濡れてもいい服装で集合場所へ出向きましょう。準備ができたら、ボートへ乗り込んで、パラセーリング開始地点まで向かいます。
移動中にパラセーリング用のハーネスを装着し、簡単なブリーフィングを行います。
開始場所に着いたら、パラシュートを開き準備しましょう。そしてボートの後方で構えていると、ボートが走り始めたとたんにふわっと身体が浮き上がります。
ボートが速度を上げるにしたがって、どんどん高く舞い上がることになります。
高さは170mを超える「マグナムフライト」というのが人気です。でも、初心者の方は低めの高度で体験することもできます。
空に浮遊している時間はだいたい10分くらいです。それほど長くはありませんが、セブ島のパノラマ景色を楽しむには十分な長さでしょう。
フライトの終わりには、ロープが巻き取られて少しずつ高度が下がります。インストラクターの指示に従って、船のデッキに降り立ちましょう。
グループ全員が体験終了したら、港へ戻って解散となります。
セブ島パラセーリングスポット
セブ島周辺にはパラセーリングできるスポットがいくつか存在しています。
マクタン島
セブの空港があるマクタン島では、さまざまなマリンアクティビティが体験できます。もちろん、パラセーリングはその中でも人気スポーツの一つです。
リゾートホテルやプライベートビーチが並ぶマクタン島を空から見下ろすことができます。その壮大な景色は、異なる時間帯で楽しむのもおすすめです。
ヒルトゥガン島
ダイバーやシュノーケリング愛好者に大人気の島がヒルトゥガン島です。美しい海が印象的な島で、そこでのパラセーリングも魅力的です。
透明度が高い海は、上からでもカラフルなサンゴ礁の存在を確認できるでしょう。
ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティとあわせて楽しんでみてください。
ナルスアン島
マクタン島からのアイランドホッピングで人気の島がナルスアン島です。長い桟橋が有名ですが、空から見下ろすのも格別ですよ。
たくさんの熱帯魚が観察できる水族館のような海を満喫した後は、空からのナルスアン島を鑑賞しましょう。
オランゴ島
マクタン島に近い、比較的大きな島がオランゴ島です。海洋保護区に指定されている島ですが、ここからパラセーリングすることも可能です。
また、野鳥や渡り鳥でも有名な島ですので、パラセーリング中に鳥たちといっしょに飛行することもあるかもしれませんね。
オランゴ島には観光スポットが複数あるので、島の観光と合わせてパラセーリングを体験してみてください。
セブ島でパラセーリングするときの持ち物
セブ島でパラセーリングするときに、持っていくとよいものについて紹介しておきます。
基本的には、ビーチで海水浴するのと同じ感覚でよいでしょう。水しぶきを浴びることがあるので、タオルは必須です。
また、水分補給のためにボトル入り飲料水を持参するのがおすすめです。
パラセーリングしている最中の紫外線対策も大切です。時間は短いですが、セブ島の日差しはとても強いので、短時間でも日焼けしてしまうことがあります。
日焼け止めクリームなどはウォータープルーフのものがおすすめです。また、帽子はパラセーリング中に飛ばされることがあるので、避ける方がよいです。
空高く上がると風が冷たく感じられることもあります。念のために羽織るものが一枚あると便利です。
サングラスやメガネは落下防止対策をしておくのがおすすめです。
カメラは持って参加することができますが、海に落としてしまう人も多いと聞いています。ストラップなど工夫して持ち込みましょう。
なお、ツアー会社では防水カメラのレンタルを行っているところもあります。
セブ島でパラセーリングするときの服装は?
持ち物の次に気になるのは服装ですね。
セブ島でのパラセーリングは、装置などはすべてレンタルできます。ライフジャケットもツアー料金に含まれているので、安心です。
パラセーリングに参加するときは、濡れてもいい服で行きましょう。理論上、パラセーリングは船上から浮き上がって船に着地するため、海中に入ることはありません。
ただ、ボート上で水しぶきがかかることはしょっちゅうですので、濡れてもかまわない服装で望むのがベストです。
足元も濡れてもいいサンダルがおすすめです。船内は滑りやすいので、ヒールなどの靴は避けるようにします。
濡れてもいい服装というと、水着を着ていくのかな、と思うかもしれません。でも、空高く上がったとき、水着だけでは肌寒く感じることがあります。
水着の上に濡れてもいいTシャツを着ていくなどするとよいでしょう。寒さに弱い人は、薄手の長袖を羽織って参加するのもよい方法です。
セブ島パラセーリングの注意点
セブ島でのパラセーリングはとても安全だといいました。プロのインストラクターと経験豊富なスタッフがサポートしてくれるので、はじめての人でもリラックスして参加できます。
しかし、マリンスポーツですから、事故などの可能性がゼロというわけではありません。危険を避けるために、少し気を付けたいこともあるので、その点について説明しておきます。
カメラは落下防止策を
せっかくのパラセーリング体験ですから、空中で写真撮影したいですよね。パラセーリングにカメラを持参することは可能ですが、パラセーリング中にカメラを落としてしまう参加者もいます。
カメラやスマホを空から落としてしまったら大損失ですよね。また、下にいる人にケガをさせてしまうかもしれません。
海に落としてしまえば、ほぼ確実に回収できません。
そんな事態を避けるためにも、カメラやスマホを持参する場合は、落下防止のためのストラップをつけるなど、なんらかの対策を行って持ち込みましょう。
ツアー会社によっては、防水カメラを貸し出してくれるところもあります。申し込みのときに問い合わせてみてください。
帽子は避ける
日焼け対策をするのがおすすめといいましたが、帽子はいただけません。パラセーリングではかなり風を受けますので、帽子は飛ばされてしまいます。
同様にサングラスも注意が必要です。
パラセーリング中に身につけているものを落としてしまうと、美しい海洋環境によくありませんし、誰かがケガをするかもしれません。
風で飛ばされてしまうかもしれないものは、身につけないようにしてください。
飲酒した後のパラセーリングはNG
パラセーリングだけでなく、他のいかなるマリンスポーツも飲酒とは相性がよくありません。
お酒を飲んだあとは、バランス感覚が不安定になるうえ、判断力なども低下します。事故のリスクが高くなるため、飲酒後のパラセーリングはしないようにしてください。
また、空高く上がると、酔いが回りやすくなり、体調不良を招くことがあります。これではせっかくのパラセーリングも満喫できなくなってしまいます。
冷静さを保って体験しよう
セブ島でのパラセーリングは安全性がとても高いアクティビティです。でも、体調不良のときや空中でパニック状態になってしまうと、事故につながる可能性もあります。
興奮しすぎて変な姿勢を取ったり身を乗り出したりしてバランスを崩してしまうと、風の影響を受けて落下することもあります。
どんなに素晴らしい景色が広がっても、興奮しすぎることなく、落ち着いて景色を楽しむようにしてください。
セブ島パラセーリングによくある質問
最後にセブ島のパラセーリングに関連してよくある質問を紹介しておきます。
セブ島でパラセーリングを体験しよう!
セブ島のパラセーリングについて紹介してきました。
パラシュートでもなくて、パラグライダーでもないスポーツです。聞きなじみがない方もいらっしゃったでしょう。
でも、はじめての人でも気軽にできて、セブ島の美しい自然を大空から満喫できる、とても魅力的なスポーツなのです。
パラセーリングを体験することで、あらためてセブ島周辺の自然環境や壮大さを再認識できることでしょう。
体験に必要な時間も短いので、他のアクティビティや観光とあわせて楽しむことができますよ。ぜひ、挑戦してみてくださいね!