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セブ島でレンタカーを借りる方法と注意点

セブ島旅行の際に、レンタカーを借りて観光地を回りたいと考える人もいるでしょう。セブ島でも、レンタカーを借りることは可能です。ただし、通常のレンタカーとちょっと違っている部分もあります。

でも、上手く利用すれば、充実した旅になることは間違いありません。今回は、セブ島におけるレンタカー事情についてまとめてみました。

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目次

セブ島でレンタカーは借りられる?

セブ島でもレンタカーを借りることは可能です。レンタカーを扱っているお店はたくさんあります。

ただ、セブ島でレンタカーを利用する場合、日本や他の国とはちょっと違う点があります。それは、基本的にセブ島でのレンタカーは、車だけでなく運転手もついてくるという点です。

日本だと、レンタカーを借りる場合、車だけを貸してもらって運転は自分で行いますよね。セブ島でも、車だけを借りて自分で運転することも不可能ではありません。

しかし、ほとんどのレンタカー店では、車+運転手付きで車をレンタルするスタイルなのです。

運転手が付いてくるレンタカーなんて、あまり他では聞いたことがないかもしれません。「それって、レンタカーというより、カーチャーターでは?」と思われた方もいるでしょう。

確かに、カーチャーターの方が近い気がしますね。

なぜ、セブ島でレンタカーを借りると運転手が付いてくるのか、その理由は後で述べています。ともかく、セブ島でのレンタカーはあるにはあるが、通常は運転手付きの車を借りることになるということです。

また、セブ島での行動範囲によっては、レンタカーよりもタクシーや配車アプリのGrabを活用する方が効率的な場合もあります。

セブ島旅行では、レンタカーが必ずしもベストな選択肢ではないかもしれないという点も、後で詳しく説明します。

セブ島でレンタカー、それともカーチャーター?

レンタカーというと、一般的には一定期間車を借りて、自分たちで運転することを想像するかと思います。そのため、ガソリン代の負担は別料金だし、運転免許証が必要となります。

ところがセブ島でレンタカーを借りると、ほとんどのお店では運転手がついてきます。どちらかというと、カーチャーターです。ですから、自分たちで運転する必要もなく、好きな所へ連れて行ってもらえます。もちろん、運転免許証も必要ありません。

外国で運転することにためらいを感じている人や、運転免許証を持っていない人でも、気軽に利用できるサービスなのです。

運転手付きですから、道に迷うこともありませんし、長時間のドライブでも疲れを感じることがありません。運転手付きのレンタカーの場合、レンタル代金には運転手料金だけでなく、ガソリン代も含まれています。そのため、目的地によって価格が異なります。

行先と利用時間によって料金が決定されるのです。シンプルに車だけを借りるレンタカーサービスもあります。

しかし、車だけ借りるのと運転手付きを利用するのとでは、全体的な料金はあまり変わりません。それなら運転手付きの方が、メリットが大きいですよね。

セブ島でレンタカーを借りる際に運転免許証は必要?

運転手付きのレンタカーを利用する場合は、運転するのは運転手ですので、運転免許証は必要ありません。車だけを借りて自分たちで運転する場合には、運転免許証が必要となります。

日本で運転免許証を取得している人の場合、国際免許証が必要となります。

国際免許証は日本の各都道府県の警察署運転免許課、運転免許センター、あるいは運転免許試験場で取得できます。一度発行してもらうと、一年間使えますので、頻繁に海外で運転する人は取得しておくとよいでしょう。

国際免許証は比較的速く発行してもらえますが、念のため必要な人は早めに申請しておくと安心です。

セブ島でレンタカーを借りる前に知っておきたいセブの交通事情

セブ島でレンタカーを借りて自分で運転したいと思っている人は、事前にセブの交通事情について予備知識を入れておくのがおすすめです。

セブ島の交通状況は、残念ながらよいとはいえません。

車両の数や交通需要に、道路事情が追い付いていない状態です。そのため、特にラッシュアワーとなるとひどい交通渋滞になります。

セブ島の中でもセブ市と郊外をつなぐ道路は特に交通状況が悪いので、覚悟しておきましょう。運転手付きレンタカーを利用する場合も、道路が混みあう時間の移動は避けるのが無難です。

運転手のマナーもよくないため、しょっちゅう事故が起こります。日本で運転するのとは完全に異なる雰囲気ですので、そういった意味でも運転手付きレンタカーの方が安全です。

運転モラルのない運転手は非常に多く、左折右折する際にも指示灯を使わずいきなり曲がってくるなんてことは日常茶飯事です。

ゆずりあい精神もほとんどないといっても過言ではないでしょう。かなり強引な運転をするドライバーが多く、セブ島での運転はかなりストレスの大きなものだと考えてください。

それでもセブ島でどうしても運転したいという人は、必ず海外旅行傷害保険に入っておくようにしましょう。

万が一事故に巻き込まれてしまったら、やり取りは現地語か英語になります。うかうかしていると不利な方へ持っていかれかねませんので、その辺の対応も断固とした態度でできるよう、心構えをしておいてください。

セブ島でレンタカーを借りるなら運転手付きがおすすめな理由

交通マナーと道路状況の悪さかから、セブ島でレンタカーを借りるなら運転手付きがおすすめです。東南アジアの国は一般的に交通マナーが悪いといわれますが、その中でもセブ島の運転手は群を抜いてマナーが悪いです。

セブでの運転に慣れない人が車を運転して事故などを起こしてしまうと、時間とお金を無駄に費やしてしまいます。
せっかくの旅行が台無しになってしまいますよね。

また、特に雨季になるとほとんど毎日「スコール」と呼ばれる大量の雨が集中して降ります。1、2時間程度で止みますが、とにかくバケツをひっくり返したような豪雨になることが多く、あっという間に道路が冠水してしまうこともあります。

道路の排水がスコールのような雨に対応できていないためですが。こうなってしまうと、当然ながら道路は大渋滞します。

何もなくても渋滞する道路ですから、大雨でさらに渋滞悪化した道をわざわざ運転したいとは思わないでしょう。

さらにいえば、先ほども少し触れましたが、運転手付きのレンタカーを利用するのと、車だけを借りて自分で運転するレンタカーとでは、ガソリン代などを総合すると料金はあまり変わりません。

セブ島ではマニュアル車が多いため、マニュアル車をレンタルするのであれば少し安くなりますが、オートマ車だと割高になるためです。

このような事情から、セブ島でのレンタカーは運転手付きのものを利用するのがおすすめなのです。

セブ島レンタカーVSタクシー

セブ島でのレンタカーは運転手もついてきて好きなところに連れていってくれます。でも、行動範囲によってはレンタカーよりもタクシー利用の方がメリットが大きくなる場合もあります。

その理由は、運転手付きレンタカーは目的地と時間で料金が決まりますが、会社によって最低利用時間と料金が定められているためです。

多くの会社では、レンタカーの最低利用時間は3時間と決められており、料金は2,500フィリピンペソ前後です。

タクシー

セブ島のタクシーはそれほど高くないので、近場の移動だけならタクシーの方が安くつきます。

例えば、マクタン島からセブ市のショッピングモール近くまでタクシーで行った場合、片道300ペソくらいです。そのため、ショッピングモールまでの往復だけなら、タクシーを捕まえる方が安くつくことになります。

セブ市の観光スポットを複数回るのであれば、レンタカーを使うことのメリットは大きいです。場所と時間によっては、タクシーを捕まえにくいタイミングもあるので、その心配がないレンタカーは便利です。

Grab

セブでは配車アプリのGrabも利用可能です。乗車する前に料金が表示されるので、ぼったくりに遭うリスクを最小限に抑えることができます。

ただし、インターネット接続が必要になりますので、現地SIMカードを用意するか、レンタルWi-Fiルーターをあらかじめ手配しておかなくてはなりません。

Grabもラッシュアワーになるとつかまりにくくなったり、料金が高くなったりすることがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、上手に使い分けてみましょう。

セブ島レンタカーVS貸し切り車ツアー

運転手付きのレンタカーを手配するほかに、旅行会社が提供している貸し切り車ツアーもあります。

「運転手付きのレンタカーと貸し切り車ツアーは、どこが違うの?」と思われているかもしれません。

旅行社が提供する貸し切り車ツアーは、会社やプランによって少しずつ内容が異なりますので、よく確認してから自分に合ったものを選びましょう。

貸し切り車ツアーでは、目的地やアクティビティが決められている場合があります。

例えばセブ市内観光で具体的な観光スポットは自分たちで選択できるツアー、あるいは、オスロブのジンベイザメスポットまでの往復を貸し切り車で提供してくれるツアーなど、いろいろです。

通常のジンベイザメツアーであれば、集合時刻が決められていますが、貸し切り車ツアーを利用すれば、好きな時間に好きなスケジュールで行動することができます。

また、通常のツアーは一人当たりの料金で計算されますが、貸し切り車ツアーでは、車1台当たりの料金として設定されている場合が多いです。

貸し切り車ツアーといっても、日本語ガイドがついていたり、昼食込みのツアーもあります。

運転手付きレンタカーを利用するのと貸し切り車ツアーで行くのと、どっちが自分たちの旅のスタイルに向いているのか、じっくりと比較検討してみましょう。

セブ島でレンタカーを借りる方法

セブ島でレンタカーを借りるときの手順について説明しておきます。

STEP
時間と目的地を決める

まず、目的地と、いつレンタカーを借りるのか、何時間利用するのかを決めましょう。それからレンタカーサービスを提供している会社へ問い合わせをします。

混み合う時期だと予約が取りにくくなる場合もあるので、早めに行動することが肝心です。

目的地や距離感があいまいな人は、現地スタッフに相談できるお店もあるので、気軽に尋ねてみるとよいでしょう。行きたい場所の周辺にある観光地や観光にかかる所要時間についてアドバイスしてもらえるかもしれません。

STEP
予約する

希望日、利用する時間、目的地、利用する人数などを決めてからレンタカーを予約します。車のサイズによっても価格が異なりますので、利用する人数にあわせて最適な車サイズを選択したいものです。

時間を決めてレンタルしますが、万が一時間を延長しなくてはならない場合、延長料金を支払えばOKなので、それほど神経質になる必要はありません。

ただし、エリアを超えて車を利用した場合にも追加料金が発生するので、覚えておきましょう。

支払いはオンライン予約の際にクレジットカードで支払う方法と、当日運転手に直接現金で支払う方法の2種類を選択できる会社が多いです。

STEP
当日指定の場所で利用開始

予約が完了したら、あとは当日、指定の場所で車と運転手が来るのを待つだけです。通常のレンタカーのように、お店などに出向いてピックアップしなくてすむので楽ですよね。

宿泊しているホテルの入口まで来てもらうのが一般的です。時間になったら運転手が来るはずですので、ロビーやエントランスで待ちましょう。

セブ島でレンタカーを借りるときの注意点

運転手付きのレンタカーは上手く活用すれば非常に便利です。ただ、少し注意したい点もあるので、最後に説明しておきます。

信頼できる会社を利用する

セブ島でレンタカーサービスを提供している会社は複数ありますが、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

セブ島の現地旅行会社とのやり取りは、日本人同士のようにスピーディーではないことが多いです。できれば、日本人観光客に慣れている大手旅行会社を利用したいところです。

また、あまり小さな会社だと、突然予定を変更されることもあります。

その会社を信頼できるかどうかは、ウェブサイトに掲載されている口コミや評判をチェックしてみるのがおすすめです。会社が所有している公式サイトだけでなく、Googleマップのレビューなども参考にするとよいでしょう。

フィリピン観光省認定を受けている会社を選ぶ

セブ島でレンタカーサービスを提供するには、政府の認定を取得していなくてはなりません。ところが、認定を受けていない悪徳業者も存在するのが事実です。

このような会社のサービスを利用した場合、思ってもみないトラブルに巻き込まれることがあります。価格や雰囲気だけでレンタカー会社を選ぶのではなく、政府発行の認定番号が記載されているかどうか、チェックしてから会社を選ぶようにしましょう。

追加料金についても確認しておく

レンタカー料金は目的地(利用エリア)と時間、車種によって決められています。ただし、利用時間を過ぎて延長してしまった場合や、指定されていたエリア以外のところでの利用には追加料金が発生します。

土地勘のない旅行者にとって、どの範囲のエリアの観光地でどのくらいの所要時間が必要かは、正しく把握できない場合がほとんどだと思います。また、セブ島の交通状況によって、予想していた以上に移動に時間がかかることも多いです。

このため、あらかじめ時間超過の場合の追加料金がいくらになるのかも、確認してから予約するのがおすすめです。

支払い方法

決済方法が自分に合っているかどうかも、利用するときのポイントになります。多くのレンタカー会社はカード払いや現金払いに対応していますが、まれに事前の銀行振り込みが必要なところもあります。

銀行振り込みとなると海外の銀行とのやり取りになるため、時間も手数料もより多くかかることになります。複数の支払い方法に対応している会社を選ぶのがおすすめです。

また、当日延長料金などが発生した場合は、運転手に直接現金払いすることが多いです。このときの支払い方法についても確認しておくと安心です。

日本語に対応しているかどうか

セブ島でレンタカーを利用する日本人旅行社は多いので、複数の会社で日本語に対応しています。

レンタカーを利用する際、万が一のトラブルに遭遇すると、英語や現地語ではなにかと不便です。そんなとき、日本語で対応してくれるスタッフがいるだけで安心感が違います。

日本語対応の会社もレンタカー利用料金はそれほど変わりません。英語が得意な人であっても、念のため日本語で対応してくれるところを選ぶことをおすすめします。

セブ島でレンタカーを上手に活用しよう!

セブ島でのレンタカー利用について説明してきました。レンタカーといっても、通常の車両レンタルと異なり、運転手付きの車を借りるスタイルが主流となっています。

運転マナーの悪いセブ島では、自分で運転するよりもプロの運転手にお願いする方が、ずっと安全で便利です。
旅行の計画に合わせて、上手にレンタカーサービスを活用してみてください。

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この記事を書いた人

セブ島在住者による観光ウェブマガジン。大手雑誌会社出身の編集部&観光のセブ島を隅々まで知り尽くしたプロ集団。

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