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セブ島のベストシーズンはいつ?旅の目的別おすすめの時期

セブ島に行くなら、できればベストシーズンに行きたいですよね。一年中温暖な気候で海水の気温も高い南国の島ですが、どうせ行くなら最良な時期を選んで行きたいものです。セブ島の季節は乾季と雨季に分けることができますが、ベストシーズンは旅行の目的によって異なります。

ダイビングやシュノーケリングのベストシーズンと、観光におすすめの時期には、少し違いがあるのです。また、バジェット派にとっては旅費が安い時期も気になることでしょう。今回は、セブ島の気候と季節から、旅行目的にあったベストシーズン、そしておすすめの服装についても紹介しています。

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目次

セブ島のベストシーズンはズバリ!12月~2月

セブ島旅行のベストシーズンは、乾季の12月〜2月です。この時期は晴天の日が続き、雨が少ないため、マリンスポーツや観光に最適です。気温も比較的穏やかで、朝晩は過ごしやすく、フィリピンらしいイベントも多く開催されます。自然と文化を両方楽しみたい方にぴったりの季節です。

乾季がベストシーズン

セブ島の乾季は12月から5月頃まで続きますが、特に12月〜2月は気候が安定し、旅行のベストシーズンといえます。雨が少なく、日中は気温が30〜31度程度と暖かいものの、朝晩は涼しく過ごしやすいのが特徴です。

湿度も低めで、快適に観光やマリンアクティビティを楽しめます。3月以降は気温が上がり、暑さが増すうえ、旅費も高くなる傾向があるため、より快適でお得に旅行するなら12月〜2月が特におすすめです。

12月~2月のイベント

12月〜2月のセブ島は、フィリピンらしい活気あふれるイベントが目白押しです。12月はクリスマスシーズンで、街全体がイルミネーションに彩られ、にぎやかな雰囲気に包まれます。

1月にはフィリピン最大級のお祭り「シヌログ祭」が開催され、華やかなパレードや伝統舞踊、音楽で盛り上がります。ニューイヤーも花火やイベントが多く、家族や友人と一緒に楽しめます。こうした文化体験ができるのも、この時期の大きな魅力です。

セブ島の気候・気温とベストシーズン

セブ島は常夏の島といわれますが、一年を通して水温は25度以上ですので、いつでも海水浴できます。

ただし、セブ島にも季節があり、乾季と雨季に分かれます。乾季は12月~5月、雨季は6月~11月になりますが、もっと細かく分けると、以下の4つの季節になります。各シーズンの特徴を確認しておきましょう。

12~2月:乾季、総合的にベストシーズン

平均最高気温は30.4度、平均最低気温は23度

暖かい気候、安定した天気で、最も過ごしやすい時期といってよいでしょう。マリンアクティビティや各種スポーツはもちろん、観光という点でもベストシーズンです。日中は暑く感じることもありますが、朝晩は過ごしやすいです。日没後に外出するときは、長袖が欲しくなることもあるかもしれません。台風シーズンが明けて12月に入ると、最初のうちは少し雨が降ることもあります。でもそのあとは、天候は回復に向かい、晴天の日が続きます。

キリスト教徒が多いフィリピンですので、クリスマスは盛大に盛り上がります。12月から1月にかけては各種イベントが続くため、活気のある雰囲気を楽しむことができるでしょう。さらに、1月第3日曜日は「シヌログ祭」というフィリピン最大級のイベントがあります。この時期に旅行するなら、ぜひセブ島のイベントものぞいてみてください。

3~5月:乾季、ダイビング、シュノーケリングのベストシーズン

平均最高気温は32.1度、平均最低気温は23.5度

セブ島の「夏」です。一年で最も降水量が少なくなる時期で、暑い日が続きます。そうはいっても、40度を超える猛暑となることはなく、ビーチには海からの風が入りますので、暑くて何もできない状況にはなりにくいです。ただし、紫外線が最も強い時期でもあるので、日焼け対策はしっかり行うようにしましょう。セブ市などの街中は熱がこもりやすので、暑さが苦手な人は、セブ市観光は朝晩の涼しい時間帯を狙って行うのがおすすめです。ダイビングやシュノーケリング、その他のマリンアクティビティがメインの目的でセブに行くなら、この時期がベストシーズンです。

厳密には、ダイビングの方がシュノーケリングよりもベストシーズンが長くなる傾向にあるので、ダイビングのベストシーズンはこのページの後半を参考にしてみてください。セブ島シュノーケリングの見どころの一つ、ジンベイザメも、5月ごろから活動が活発になります。海も穏やかで波が立ちにくいため、はじめてのシュノーケリングにもぴったりな時期です。ただし、3月中旬以降の春休みとゴールデンウイークは旅費が高くなる時期です。できることなら、この時期の中でも航空券が比較的安いタイミングを狙ってみてください。

6~8月:雨季、市内観光、ショッピングにベストシーズン

平均最高気温は31.7度、平均最低気温は23.4度

6月になると、雨季に入ります。雨季といっても、セブ島の雨季は日本の梅雨のように長雨が続くということはありません。セブ島の雨季は、ほとんど毎日、スコールと呼ばれる熱帯型の集中雨が降って、1時間程度で止むという具合です。雨が降ると気温がすっと下がることがあり、肌寒さを感じることもあるかもしれません。ともかく、雨季といってもセブ島の雨季は、雨が何日も降り続いて外出できなくなる、ということがありません。ですから、観光はできますし、ダイビングや各種マリンアクティビティも可能です。

ただし、天候の変化から、海水の透明度は乾季ほどよくありません。可視性が重要なシュノーケリングにはあまり向かない時期となります。リゾートホテルでゆっくりしたり、ショッピングモールなどでお買い物を楽しんだりするにはまったく問題なく、雨の合間に観光もできます。雨季は観光客が比較的少なく、旅費も高くありませんので、観光やショッピングが目的の方にとってはベストシーズンといえます。

9~11月:台風、格安ツアーのベストシーズン

平均最高気温は31.4度、平均最低気温は23.3度

雨季の中でも後半にあたるこの時期は、台風のシーズンとなります。セブ島に台風が直撃することはあまりないのですが、オフシーズンとなり、ツアー料金や航空券が最も安い時期となります。この時期、セブ島で大嵐になるということはまれですが、台風の影響で飛行機やツアーなどがキャンセルになるリスクがあります。

ショッピングなどの屋内アクティビティを目的とした弾丸旅行なら、びっくりするくらい安い航空券やツアーが見つかるかもしれません。また、ホテルなどの宿泊施設が安い時期を狙う長期滞在者にとってもベストシーズンでしょう。

セブ島ベストシーズンとその他の季節の服装

セブ島のベストシーズンは12月〜2月で、日本の夏服が基本ですが、朝晩や屋内の冷房対策に薄手の長袖や羽織物があると安心です。虫よけ対策や急な雨への備えも大切です。季節ごとに気候が異なるため、夏季や雨季にはさらに服装の工夫が必要です。以下に各季節の服装ポイントをご紹介します。

夏季(3月〜5月)

夏季のセブ島は1年で最も暑く、最高気温が35度近くになる日もあります。日中の外出は半袖やノースリーブ、短パンにサンダルといった軽装で十分です。

ただし、強い日差し対策として帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。屋内や交通機関のエアコンは効きすぎていることが多いため、薄手の長袖シャツやカーディガンを一枚持っていると重宝します。また、虫よけスプレーや折りたたみ傘も携帯すると安心です。

雨季(6月〜11月)

雨季のセブ島では、日中の気温は30度前後ですが、雨上がりやスコールの後は肌寒さを感じることがあります。そのため、長袖の羽織り物は必需品です。急なスコールに備えて折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くと便利です。

また、湿度が高く蚊も多いため、薄手の長袖や長ズボンで皮膚の露出を減らし、虫よけ対策をしっかりするのがおすすめです。夜間の屋外では特に蚊に刺されやすいため注意が必要です。

突然のスコールに遭遇する確率が高いので、折りたたみ傘のほかにレインコートがあると便利です。

セブ島ベストシーズンに旅行するときの注意点

ベストシーズンである乾季にセブ島を旅行する際、気を付けたい点についてまとめました。

紫外線対策

セブ島の日差しはかなりキツイです。ビーチにいると海風が吹くのでそれほど暑さを感じないこともあります。しかし、日本よりも赤道に近いため、太陽の日差しがダイレクトに降り注ぎます。油断しているとあっという間に真っ赤に日焼けしてしまうので、注意してください。日焼け止めクリームはもちろん、帽子、サングラスなどを組み合わせて対策しましょう。海水浴やシュノーケリングする際も注意が必要です。

日焼け止めクリームは、海洋環境保護の観点から海中での使用が禁止されているエリアもあります。海でのアクティビティを予定している人はUVカット機能が付いたラッシュガードがあると、日焼け止めクリームの使用量を減らすことができ、環境にやさしくなれますよ。セブ島の暑さは日本のような湿気の高い暑さとは異なります。どちらかというと、乾いた暑さなので、日光をシャットアウトできれば意外と暑さを抑えることができます。そのため、長袖の白シャツなども日焼け対策としておすすめです。通気性のよい薄手のものであれば、長袖を着ていてもそれほど暑くないのです。

エアコンに注意

セブ島のホテルやレストラン、ショッピングモール、タクシーなどでは、エアコンが非常に強く効いていることが多いです。外の暑さとの温度差が大きく、長時間屋内にいると体が冷えてしまうことがあります。

特に小さなお子様や冷え性の方は体調を崩しやすいため注意が必要です。薄手のカーディガンや長袖シャツ、ストールなど、さっと羽織れるものを持ち歩くのがおすすめです。エアコンの効いた室内と外気の温度差に気をつけて、快適な旅行を楽しみましょう。

アクティビティにふさわしい足元で

履き物は、季節感だけでなく、予定しているアクティビティにあわせて用意するのがおすすめです。昼間は暑いので、サンダル履きで街歩きしたくなるでしょう。

アイランドホッピングなどに参加すると小さなボートで移動することが多く、浅瀬をじゃぶじゃぶ歩かなくてはいけないこともあります。そんなときもサンダルが便利ですよね。ただし、セブ島にはトレッキングやハイキングができる観光スポットもあり、これらを訪れる予定なら運動靴などの歩きやすい靴も必要です。

セブ島は雨季でも旅行できる?

セブ島の雨季(6月〜11月)は、短時間のスコールが降るものの、長時間雨が続くことは少なく旅行には十分適しています。むしろ観光オフシーズンのため混雑が少なく、ホテルやツアーの予約が取りやすいのも魅力です。ショッピングやスパ、リゾート内施設など、雨の日でも楽しめる過ごし方が充実しています。

スコールならではの楽しみ方

雨季のセブ島の雨は、日本の梅雨とは異なり、短時間でさっと降って止むスコールが中心です。スコール後は空気がリフレッシュされ、南国特有の風景が楽しめます。

屋外の観光はスコールの合間を狙えば十分可能で、むしろ暑さが和らぎ快適に感じることもあります。スコールの際は、折りたたみ傘やレインコート、替えの履物を持っておくと安心です。雨も南国の風物詩として旅の思い出になります。

雨季のメリット

雨季は観光のオフシーズンにあたるため、ホテルやツアーの料金が比較的安く、人気施設も混雑が少なくなります。小さなお子様連れの家族やゆったり過ごしたい旅行者にとっては、落ち着いた環境で観光が楽しめる絶好のタイミングです。

ショッピングモールやスパ、リゾート内のキッズ施設など、屋内でのんびり過ごせる場所も充実しており、天候に左右されずに楽しめます。

雨季でも楽しめるアクティビティ

雨季のセブ島でもアイランドホッピングやシュノーケリング、ダイビングといったマリンアクティビティは、少々の雨なら通常どおり催行されます。海が穏やかな日も多く、透明度の高い海を楽しめる機会もあります。

ただし、台風の時期は海が荒れることもあるため、その際は事前に催行状況を確認しましょう。雨の合間に観光やアクティビティを計画的に組み合わせることで、雨季ならではの南国旅行を満喫できます。

セブ島ベストシーズン:旅費が安い時期は9月~11月

セブ島での旅費が安いのは、台風シーズンである9月から11月です。旅費という観点からは、この時期がベストシーズンといえるでしょう。この時期はオフシーズンとなりますので、航空券やツアー料金、ホテル料金などが最も安くなります。とにかく安い価格でセブ島に行きたい、アウトドアよりも屋内でまったりしたい、という方には、この時期がおすすめです。

ショッピングやスパ巡り、リゾートホテルでゆっくり長期滞在することをメインとする旅行に向いています。ただし、セブ島に台風が上陸することはごくまれですが、台風の影響でフライトが遅延したり、ツアーがキャンセルになったりする可能性はあります。時間に余裕をもって計画を立てる方がよいでしょう。

セブ島ベストシーズン:シュノーケリングするなら2月中旬~5月

シュノーケリングにおすすめな時期は乾季になりますが、その中でも特に2月中旬から5月中旬までがおすすめです。雨季が明けた12月はまだ雨が降ることもありますが、この時期はよく晴れていて、海も穏やかです。また、5月下旬になるとだんだんと天候が不安定になりやすくなります。シュノーケリングで大切なのは、海水の透明度です。さらに、子どもさんや初心者の方の場合、できるだけ波が立たない穏やかな海でシュノーケリングしたいですよね。

そういう意味でも、この時期がシュノーケリングにとってベストシーズンです。5月になるとジンベイザメも活発になりますので、オスロブやボホール島のスポットではたくさんのジンベイザメを一度に見ることができます。逆に雨季は、シュノーケリングには向きません。海が濁りやすくなり透明度が下がるうえに、潮の関係で海面の浮遊物が多くなるためです。

セブ島ベストシーズン:ダイビングするなら3月~7月

ダイビングが目的でセブ島を訪れる場合、ベストシーズンは3月から7月といってよいでしょう。一年中、水温が高いセブですから、いつでもダイビングは可能です。雨季といっても、一時的な雨が降るだけですので、ダイビングにはほとんど支障がありません。天候が穏やかで海水の透明度が高くなるのは、3月から7月ごろです。この時期の平均水温は27~30度くらい、8月に入ると水温は下がりますが、10月以降も平均水温25度くらいですから、ダイビングするには十分暖かいです。

セブ島周辺で大物との遭遇率が高くなるのも3月~8月ごろまでで、この時期はカビラオでジンベイザメ、ボホールでマンタ、ドゥマゲッティでギンガメアジやイソマグロとの遭遇が期待できます。でも、9月以降になるとマクタン島周辺でジンベイザメとの遭遇率が高くなりますし、バラクーダはカビラオやボホール周辺では一年中見られます。

旅の目的によって異なるセブ島ベストシーズン

セブ島のベストシーズンを旅の目的ごとに考えてみました。マリンアクティビティも観光もショッピングも楽しみたい!という方におすすめなのは、12月から2月です。

シュノーケリングやダイビングのベストシーズンとは少しずれますので、旅行の目的に合わせてぴったりの時期を選んでくださいね。どの時期に行くとしても、セブ島の日差しは日本よりも強烈です。日焼け対策をしっかり行ってお出かけください。

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この記事を書いた人

セブ島在住者による観光ウェブマガジン。大手雑誌会社出身の編集部&観光のセブ島を隅々まで知り尽くしたプロ集団。

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