セブ島に行くならぜひ体験したいのが、さまざまなマリンアクティビティです。中でも、ジェットスキーは、免許なしで運転できるという大きなメリットがあります。
どこまで行ってもディープブルーの海が広がるセブ島の海を、ジェットスキーで疾走するのは想像しただけでも気持ちよさそうですよね。
今回はそんな、セブ島でのジェットスキーについて、その魅力や注意点をまとめてみました。
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セブ島ジェットスキーとは
マリンスポーツの中でも人気が高い
セブ島でのマリンスポーツの中でも人気の高いものが、ジェットスキーです。ジェットスキーと似たような名前のものに「水上バイク」がありますね。実は水上バイクとジェットスキーは同一のものです。
メーカーによって、「水上バイク」「ジェットスキー」の両方の名称が使われているだけで、実際の乗り物はまったく同じものを指しています。
日本メーカーのカワサキが「ジェットスキー」として販売したことがきっかけで、この名称が定着したと言われています。
海外では「水上バイク」というよりも「ジェットスキー」と呼ばれるのが一般的ですので、この投稿でも「ジェットスキー」としています。
2人乗りや3人乗りがある
セブ島のジェットスキーアクティビティでは、2人乗りや3人乗りがメインで使われています。ジェットスキーはよく整備されており、安定した走りを提供してくれます。
道路を走るバイクと違って、ジェットスキーは海を走ります。海には信号も渋滞もありませんから、すいすい自由自在に走行できます。
特にセブ島で行うジェットスキーは、ルートが決められておらず、自由に走らせることができます。
それだけに、事故を防止するための正しい判断力が必要です。他のジェットスキーやアクティビティを楽しむ旅行者との事故を避けるためにも、インストラクターによる事前説明が行われます。
正しい操作方法と常識ある判断で、セブ島のジェットスキーを楽しみましょう。
セブ島ジェットスキーの魅力
セブ島で体験できるジェットスキーの魅力をピックアップしてみました。
船舶免許なしで運転できる
ジェットスキーに乗れるスポットは日本にも存在します。でも、日本の場合、ジェットスキーを運転するには免許が必要です。
特殊小型船舶免許という免許ですが、取得するのに4万から5万円以上かかります。これは、釣り船やクルーザー免許とは別モノですから、それらを持っていてもジェットスキーは運転できないのです。
ところが、セブ島では、免許なしでもジェットスキーの運転ができます。「えっ?」と思ってしまいますよね。
日本でジェットスキーに乗る場合、免許を持っていない人は運転手の後ろに座るだけです。でも、セブ島ならただ前の人につかまって乗るだけじゃなく、ジェットスキーを自分の手で運転できるのです。
だからこそ、セブ島のジェットスキー運転は人気があるアクティビティなのですね。
爽快感とスピード感
ジェットスキーの魅力にハマる人は、その爽快感とスピード感がたまらないといいます。どこまでも広がる開放的な海を猛スピードで走りぬけることができます。
ジェットスキーは時速100km以上で走ることができますが、陸上を走るのと比べて、その3倍の体感スピードが得られるといいます。まっすぐに突っ走るだけでなく、鋭いカーブを曲がるときのスリル感も楽しめます。
水しぶきを上げ、海風を浴びながら突っ走る爽快感は、ジェットスキー独特のものです。
ジェットスキーを運転中に波に乗り上げてジャンプすることもあります。このバウンド感もジェットスキーの魅力の一つです。
前面の波の様子を見ながら、好きなように操る楽しさもあるのです。
海上で停止することもできる
当然ですが、ジェットスキーの走りを止めて、海上でのんびりすることもできます。ジェットスキーはブレーキを使わず、水の抵抗を利用して停止します。
周りに誰もない沖合でエンジンを止めて、静寂を楽しむことができるのです。海側からビーチや砂浜、美しい熱帯の緑を確認したり、セブ島周辺の島々を鑑賞したりしましょう。
自分でジェットスキーを操縦し、好きなスポットで停止できること自体が、特別な体験です。
自由度が高い
他リゾートでは、ジェットスキーのコースが決められているところもありますが、セブは違います。どこからどこまでとルートが決められてるわけではなく、基本的には海上を自由に走行できるのです。
陸上と違い、何も遮るものがない海を思うように走ることができる開放感があります。どこまでも行けてしまうんじゃないかという、自由さと快感がたまらないのです。
セブ島ジェットスキーの安全性
セブ島のメインアクティビティの一つ、ジェットスキーですが、その安全性が気になる人もいるでしょう。日本では免許が必要な乗り物なのに、外国のセブで免許もなく運転して大丈夫なの?と考えてしまうかもしれません。
ライフジャケット着用
セブ島でジェットスキーを楽しむ際にはライフジャケットを身につけます。万が一、海に投げ出されたりしても、ライフジャケットを着ていれば体は浮きます。
ただし、自分のサイズにあったものを正しく着用することが大切です。きちんとベルトを締めて体にフィットさせましょう。
もし海に落ちてしまったら…?
また、何かのはずみで海に落下してしまっても、同時にエンジンが切れる仕組みになっています。そのため、ジェットスキーだけが走り去ってしまい、自分はセブの沖合に取り残される、なんてことも起こりません。
海の中に振り落とされてしまっても、ライフジャケットのおかげで沈むことはありません。落ち着いて、ジェットスキーの後ろ側から乗り込めば大丈夫です。
どんな状況でも、パニックにならないことが大切ですね。
ルールとマナーを守って運転しよう
セブ島でのジェットスキー運転は免許がいらないといいました。でも、海上での規則とマナーに関する説明は事前に行われます。
どんなマリンスポーツでもそうですが、ルールを守って行わないと、事故につながりやすくなります。安全に楽しむためには、ルールとマナーを守って、ジェットスキーを運転するようにしましょう。
セブ島という外国の海という環境から、気分が開放的になりすぎて勝手なふるまいをする人もいます。でも油断すると大きな事故につながる恐れがあるのは、どんなマリンアクティビティも同じです。
どんなに高揚感を覚えても、常に冷静さを保って操縦するようにしてください。
セブ島ジェットスキーは初心者でも大丈夫?
セブ島のジェットスキーは初心者でも楽しめるアクティビティです。実際、ツアー会社では、毎日たくさんの旅行者にジェットスキーの運転体験を提供していますが、ジェットスキー運転がはじめての人は少なくありません。
ライセンス不要でインストラクターの説明を受ければすぐに運転体験できる手軽さも、人気の理由の一つです。
ジェットスキーを運転する前に、インストラクターがエンジンのかけ方や操縦方法をレクチャーしてくれます。フィリピン人スタッフの場合、英語が多めになるかもしれませんが、目の前で実際にやりながら見せてくれるので、すぐに覚えられますよ。
特に陸上でオートバイを運転したことがある人は、運転の感覚をつかみやすいと思います。
また、セブ島のジェットスキーは、家族やカップルでいっしょに乗ることもできます。2人から3人乗りが多いので、グループでいっしょに楽しむことができますよ。
それでも「運転はやっぱり苦手…」という方は、インストラクターに運転してもらって、後部で楽しむのもアリです。
はじめてのジェットスキー運転は、コツをつかむまでに少し時間がかかる人もいます。その点、インストラクターはプロですので、スリル満点の走りを体験できるでしょう。
セブ島ジェットスキーの操作方法
ジェットスキーの操作方法は、事前の説明があるのでそれほど構えなくても大丈夫です。
ただ、あらかじめ理解しておくと、いざ目の前で説明を受けたときの理解度が高くなりますよね。そのため、ここでも簡単に説明しておきます。
ジェットスキーの操作方法は、非常に簡単です。原付を運転したことがある方ならすぐにコツをつかめるでしょう。
エンジンキーは運転手の手首に紐でつながれるので、運転手が海に転落すると自動的にエンジンが止まる仕組みになっています。
アクセルはハンドルのグリップを回すタイプと、ハンドル横にレバーとしてついているタイプがあります。あとはハンドルを左右に動かして、行きたい方向を決定します。
アクセルを手前に引くと前進しますが、スピードを上げるにはぐっと強く引けばいいだけです。慣れないうちは急加速するのは避けて、ゆっくりとアクセルを強めるようにしてみましょう。
2人以上でいっしょに乗る場合は、しっかりと前の人につかまって、海に落ちないようにしてください。
ブレーキはありませんが、アクセルを握る手を緩めればスピードが下がります。完全に停止するには、エンジンを切るかエンジンキーを抜けばOKです。
運転するときは、ジェットスキー同士で接触しないように、十分に距離をとって操作します。十分な距離が取れない場所での、急旋回や急な加速は慎むようにしましょう。
海を走行していると、カラフルな色のブイを見かけることがあります。これは、その付近でダイビングをしている人がいるということですので、このブイの付近には近づかないようにしてください。
セブ島ではさまざまなマリンアクティビティが行われているため、他のボートやアクティビティを楽しんでいる人々にも注意する必要があります。自由に走行できる分、マナーを守って操縦するようにしましょう。
セブ島でジェットスキーするときの服装
ジェットスキーに乗るときの服装ですが、ベストなのはウエットスーツです。ウエットスーツは保温効果があり、衝撃から身体を守る役割もあります。
でも、一般的な旅行者の場合、ウエットスーツは持っていないと思います。本格的にジェットスキーを楽しむのであれば、購入を検討してもいいでしょうが、ちょっとジェットスキーを体験したいだけの人はそこまでする必要はありません。
本来は長袖、長ズボンが奨励されるところだと思います。
ラッシュガード
長袖のラッシュガードを持っている人は、それを着ていくのもよいです。UVカット効果のあるラッシュガードなら日焼け対策としても役立ちます。
ただ、セブ島でのジェットスキー体験は、Tシャツや短パンなどのリラックスした服装で参加する人も多いです。Tシャツは濡れた状態で走っていると、海風で身体を冷やしてしまうこともあります。
でも、ジェットスキーは屋根がなく、乗っている間は日差しを避けることができません。セブの日差しは強烈ですので、晴れていれば、少々濡れた状態でもそれほど寒く感じることはないでしょう。
いずれにしても、かなりの確率で濡れますので、濡れてもいい服装で出かけるのがおすすめです。水着を下につけて行くと、ジェットスキーした後にビーチで海水浴もできますね。
ライフジャケット
ライフジャケットは、着用することが義務付けられています。ジェットスキー体験に参加するお店でライフジャケットを借りることができるので、自分で用意する必要はありません。
スポーツサンダル
足元はサンダルでもかまいませんが、運転中飛ばされたりすることもあります。また、水しぶきを上げながら走るジェットスキーですから、足元はすぐに濡れて滑りやすくなります。
できるだけ、脱げにくい、なおかつ滑りにくい履き物がおすすめです。
セブ島でジェットスキーするときの持ち物
セブ島でジェットスキーをする場合、水着を下に着ておくのがおすすめです。ジェットスキーに乗っているだけで海に入らなくても、たいてい服は濡れますし、お尻もぐっしょりなんてことが多いです。
持ち物としては、水着を着て来て水着のままホテルまで戻る場合を除き、着替えを持参しましょう。
タオル
タオルも持っていくのがおすすめです。大き目のタオルなら寒さ対策にもなります。ジェットスキーに乗っている間は日光に照らされるがままになりますので、日焼け対策アイテムも持っていきたいですね。
帽子、サングラス
帽子やサングラスは風で吹き飛ばされる可能性が高いです。特に帽子はまず飛ばされるので、持っていかないようにしましょう。
ブラシなど
風で髪の毛が乱れますので、髪の毛が長い方はゴムなどを持っていく方がよいです。また、乱れた髪の毛を整えるためのブラシも、必要な方は持参してください。
飲み物
水分補給のための飲料水があれば理想的です。
セブ島ジェットスキー注意点
セブ島でのジェットスキー体験で、注意したい点についてまとめておきます。
ジェットスキーを体験できない人
ジェットスキーはルールとマナーを守って操縦すれば安全な乗り物です。ただし、スリリングなアクティビティであるがために、ジェットスキー体験ができない人もいます。
たとえば、高血圧、心臓病、喘息、てんかんなどを患っている方は参加できません。妊婦さんも、その妊娠期間に関わらず参加できないので、注意しましょう。
7歳以上の子どもさんは体験可能です。
セブ島で乗れるジェットスキーは、通常2~3人乗りです。家族や友人といっしょに楽しみたい場合は、1台あたり何人乗れるのか、ツアー会社で確認してください。
日焼け対策
ジェットスキーは屋根がないので、乗っている間は紫外線を遮ることができません。体験時間はだいたい30分ですが、セブ島の日差しは非常に強いので、短い時間でもあっという間に日焼けしてしまうことがあります。
空からの日差しだけでなく、海の上は水面からの照り返しによる紫外線も浴びます。そのため、全身をくまなく日焼け対策することがおすすめです。
日焼け止めクリームはウォータープルーフのものを使いましょう。
落ち着いて操縦する
セブ島ではライセンスなしでジェットスキーを運転できます。海上では遮るものはほとんどないので、開放的な気分になることでしょう。
しかし、ジェットスキーは規則を守って正しく操作しないと、事故につながる恐れのある乗り物です。
ルールや操作方法については、インストラクターによる事前説明があります。
そして運転中は、どんなに興奮しても暴走することなく、冷静に操縦するようにしてください。万が一、海の中に落ちてしまっても、慌てることはありません。
パニックにならず、落ち着いてジェットスキーの後ろから乗り込むようにします。
セブ島ジェットスキーに関連してよくある質問
最後にセブ島でのジェットスキーに関する、よくある質問を紹介しておきます。
セブ島でジェットスキーを運転しよう!
セブ島でのジェットスキー体験について紹介しました。
常夏の島、セブ島は、一年中いつでもマリンスポーツを楽しむことができます。その中でも人気のアクティビティがジェットスキー運転です。
操縦してみたいけどわざわざ免許を取るのはちょっとためらわれてしまう…と、これまでがまんしていた人も、セブなら運転できますよ。
船舶免許なしでジェットスキーが運転できる場所は、世界的にそれほど多くありません。セブ島はそれだけ特別な環境なのです。ぜひこの機会に試してみてくださいね!